同僚と酒に出かけた時に、出会い系アプリで経験した話をしてみたのです。
プロフ写メとはまったく違った汚いおばさんがやってきたこと、関係は最悪で30分で終わってしまったこと、さらに2万円も要求されてしまったことなど、僕が経験した話を詳しく彼に話してみたのでした。
「ぎゃるるで、すぐにやらせてくれるような女は、それが100%素人じゃねえよ」
「えっ、素人じゃない?」
「そうだよ、こういう世界のことまったく知らないのか」
「初めて出会いアプリ使ったからね、まったく詳しくないって思ってもいいよ」
「そうか、そういう素人が餌食になってしまうんだよね」
「餌食ってなによ」
つまみの枝豆を食いながら、僕の顔をちらりと見て話し始めてくれました。
「無料で利用できるって分るか、誰もが使うことができるって事だよな」
「そうだけど、だから女の人と知り合えるんじゃないの?」
「顔が見えない世界だと、相手が男か女かなんてどうやって見分けるんだ?」
「あ…」
「つまりメッセージをやりとりしたのは男か女か分らない。
相手は業者って言われているやつでさ、それで派遣された女がおまえと会ったって事になるんだよ」
「業者?」

「援デリっていうやつでさ、違法な風俗業者だったりするんだよね。
2万円で30分だろう、これって典型的なパターンだよ」
業者というのは初めて聞いたのです。
ネットの出会いの世界に、そんな存在があるなんてまったく知りませんでした。
出会い系アプリを使うことで、気軽に美熟女と知り合ってセックスができる、熟女フェチの僕も満足できる出会いがあると勝手に思い込んでしまっていました。
「本当に素人とセックスしたいんだったら、無料のアプリはダメ。
オススメは、優良出会い系サイトの公式アプリだね」
このような説明をしてくれたのです。